2024.10.21
目次
あなたは海外旅行に行く際、水道水を安心して飲めますか?
世界には、水道水がそのまま飲める国もあれば、飲めない国も数多く存在します。
本記事では、水道水が飲める国と飲めない国の違い、その理由、そして世界で起こっている水問題の影響について詳しく解説します。
2024年現在、水道水を安心して飲める国は世界でわずか12カ国 と言われています。これらの国は、厳しい水質管理と高度な浄水技術により、安全な水道水を供給しています。
水道水が飲める国:
日本
ニュージーランド
オーストリア
モンテネグロ
オランダ
デンマーク
アイルランド
アイスランド
ノルウェー
スウェーデン
フィンランド
セルビア(一部地域)
青で塗りつぶされている国が、水道水が飲めるとされている国です。かなり少ないことが分かります。
一方で、水道水を飲めない国は世界中に多く存在 します。アフリカ、アジア、中南米、東欧、中東など、地域や国によって水質は大きく異なります。
日本の水道水は、世界的に見ても非常に安全です。厚生労働省が定めた51項目の厳格な水質基準をクリアしており、水質管理の徹底によって高い安全性が確保されています。
日本と海外の水質基準の比較:
物質 | 日本 | アメリカ(EPA) | EU | WHO |
---|---|---|---|---|
大腸菌 | 100mL中に検出されない | 検出されない | 検出されない | 100mL中に検出されない |
鉛 | 0.01 mg/L以下 | 0.015 mg/L以下 | 0.005 mg/L以下 | 0.01 mg/L以下 |
有機フッ素化合物(PFAS) | PFOS・PFOA合計50 ng/L以下 | PFOA・PFOS各4 ng/L以下 他4種も基準値あり |
個別PFAS 100 ng/L以下 PFAS総量500 ng/L以下 |
600 ng/L以下 |
水銀 | 0.005 mg/L以下 | 0.002 mg/L以下 | 0.000006 mg/L以下 | 0.006 mg/L以下 |
ヒ素 | 0.01 mg/L以下 | 0.010 mg/L以下 | 0.01 mg/L以下 | 0.01 mg/L以下 |
日本は、最近有機フッ素化合物に関する厳しい基準を設けました。アメリカも同様の基準を設けていますが、EUとWHOは明確な基準を設けていません。
水質管理の面でも、日本は年間200種類以上の検査を実施しており、他の国よりも高い安全性を確保しています。
水道水が飲めない国の主な理由は、水質の悪化、インフラの未整備、水源の不足の3つです。
水質の悪化: 工場排水、農薬、未処理の生活排水による汚染が深刻です。特に発展途上国では、水質管理が不十分なため、安全な飲料水として供給できない状況が少なくありません。
インフラの未整備: 水道インフラの整備には多大なコストと時間がかかります。発展途上国では、技術や資金の不足から、水道網や浄水施設の整備が遅れているケースが多く見られます。
水源の不足: 気候変動や人口増加により、水源自体が不足している地域も存在します。特に乾燥地帯や干ばつが頻発する地域では、十分な量の水を確保することが難しく、安全な水道水を供給することが困難です。
水道水が飲めないとされている国や地域では、次のような点に注意するようにしましょう。
歯磨きやうがいの時: 歯磨きやうがいには、ミネラルウォーターを使用しましょう。
食事の時: 氷が入っているものや火が通っていない生野菜は、その現地の水道水で洗われている危険性があるので、避けるようにしましょう。また、調理済みのものでも、注意して食事するようにしてください。
水を飲む時: 海外の水道水をきれいにするために、煮沸消毒して、飲むという方法もあります。ですが、その分手間がかかるので、基本的にはミネラルウォーターを飲む方手軽でしょう。
弊社では、富士山の天然水を使用した ペットボトルのミネラルウォーターとウォーターサーバー を提供しております。
水道水と比較して徹底的に管理・加工され、より安全に、より美味しくまろやかな味わいでお飲みいただけます。
詳しくは、こちらのページ をご確認ください。
会社名 | 株式会社ラ・ホールディングス 富士山の天然水 事業部 |
---|---|
代表取締役 | 石川 浩之 |
オフィス住所 | 東京都豊島区東池袋1-2-8 つかこしビル8F |
電話番号 | 03-5911-6969 |
メールアドレス | info123@mt-fuji-nmw.com |
URL | https://mt-fuji-nmw.com/ |
営業時間 | 9:00~17:00 (土日祝日除く) |