人間は体内の水分のたった 2%減少 しただけで のどの渇き を感じます。そして、そのまま水分を摂取せずに体内の水分量が 3%を失う と、逆にのどの渇きさえ感じなくなってしまう 危険な状態 に陥ります。適正な水分量を保持できなくなった体は、生命維持の危機にさらされかねません。

この記事では、 健康 な暮らしに欠かせない、人間が 一日に必要な水分摂取量の確かな目安 を分かりやすく解説し、 水が身体に果たす重要な役割 を詳しくご紹介します。ぜひ、日々の 健康管理 にお役立てください

体内の水分は3%失うだけで命の危険が・・・

のどが渇けば、普通は水を飲みます。人間は体内の水分がたった2%減少しただけでのどの渇きを感じるのです。あえて「たった」と言いますが、わずか2%減っただけで体が渇きを訴えるということは、それだけ体が水に敏感に反応するという証明でもあります。

しかし、ここでまだ水を飲まずにいると、体内の水分量の3%を失った時点で、のどの渇きの感覚が麻痺してなくなってしまいます。その先に待ち受けているのが脱水症状、そして最悪の場合は死です。

体は6%の水分を失うことで脱水症状となり、水分調整の働きを失います。そのまま脱水状態が進み10%の水分を失うと、完全に命の危険な状態です。わずか3%の減少で渇きに麻痺してしまった体は、その後わずかな減少で深刻な脱水症状へと進行してしまうのです。この事実から、いかに身体にとって水分が重要であるかお分かりいただけるはずです。

1日に必要な水分摂取量の確かな目安

私たちの体は、一日の暮らしの中で約2.5リットルもの水を放出しています。排出される内訳は、尿や便によるものが約1.5リットル、汗として出る水が約0.5リットル、そして、皮膚からの蒸発や吐く息で失う水分量が約0.5リットルほどと言われています。

季節や運動の有無によって放出量は多少変動しますが、少しの運動程度でもすぐに1リットルほどの水分が失われます。この「マイナス分」の水をその日のうちに補充しなければ、体内の水分減少量はすぐに2%を超え、3%に達してしまうことになります。

つまり、本来は毎日2.5リットルの水を飲まなければならない計算になりますが、これには食事などで摂る水分量や、体内で作られる水分量が含まれます。

  • 食事からの摂取 :約1.0リットル
  • 代謝水(体内):タンパク質や炭水化物、脂肪の燃焼によって作られる水分が約0.5リットル

単純計算では、排出分の2.5リットルから、摂取分(食事1.0L+代謝水0.5L)の1.5リットルを引くと、1日に1.0リットルの水分を水として補給すれば「プラマイゼロ」となります。しかし、健康で長寿な暮らしを望むのであれば、これでは少なすぎます。

せめてあと1リットル増やし、1日に2リットルの水分補給が、健康を達成するための水分摂取量の目安になります。さらに運動した日や暑い日などは、2.5リットルは水を飲むように心がけたいものです。

新陳代謝を促す「ちびちび飲み」のすすめ

のどが渇いた時に水をぐいぐい飲むのは、一つの快感と言えます。作家の椎名誠さんがエッセイで書かれたように、「どんなに水が旨いと言って、酒を飲んだ翌日の朝に飲む水ほど旨いものはない」という経験を持つ方もいるでしょう。

しかし、「水は体にいい」「美容に良い」というイメージが行き過ぎて、水を飲みすぎてしまう危険も存在します。2007年にアメリカで、短時間に約6.5リットルの水を飲んだ女性が「水中毒」で死亡した極端な例もあります。

私たちは、普段から水をガブ飲みせずに、チビチビと、ゆっくりこまめに飲むことが大切です。そうすることで、体は水不足にならずに新陳代謝が活発になり、美容にも健康にも良い効果をもたらします。

まとめ

30分おきにコップ一杯飲むことが理想的ですが、忙しい時は水を飲む時間も取れないことがあります。

そんな時は、超軟水で飲みやすく口当たりの良い「富士山の源流水」を選ぶ人が増えています。一日に10回、コップ一杯(約250ml)の「富士山の源流水」を飲むことをオススメします。夏場や運動後などはコップ二杯の飲用がオススメです。

コップ一杯×10回で、ちょうど一日約2.5リットルの水分補給になります。これが暮らしの中で習慣づけば、つねに体は適正な水分量が保たれるようになり、健康維持に繋がります。

<参考文献>

  • 書籍:「医師が見つけた 健康な体をつくる水の飲み方・選び方」
  • 著者:藤田 絋一郎
  • 出版社:KKロングセラーズ