2023.09.25
目次
水の味は水の硬度に大きく左右されます。
軟水は柔らかくて飲みやすく、硬水は硬くて飲みにくいと聞くことが多いと思います。
最近では、日本でも輸入物のミネラルウォーターとして、中硬水や硬水を見かけることも増えてきました。
そこで今回は、硬水と軟水の違いからメリットデメリット、また料理に適しているのは軟水と硬水どちらなのかについて解説していきます。
硬度とは、水の中に含まれるミネラル類のうちカルシウムとマグネシウムの合計含有量の指標です。
WHO(世界保健機関)では、120mg/l未満のものを軟水、120mg/l以上のものと硬水と定めています。
簡単に言うとカルシウムとマグネシウムの含有量が比較的多量である水を硬水、少ないものを軟水と呼びます。
また、特に含有量が少ないものを「超軟水」と呼びますが、「富士山の天然水」などはこの「超軟水」に該当します。
日本の水は、ほとんどが軟水です。
その要因として日本では、山から海までの傾斜が急で、さらに河川が短いこともあり水の流れが急であることが多いですが、
ミネラル成分は水が自然の中を流れる過程で地層や石灰岩から少しずつ溶け出すので、水の流れが急だと地層中でミネラルが吸収されず、結果として日本ではミネラル成分の少ない軟水が一般的となっています。
また、日本には密度の低い火山性地層が多いのも要因の一つです。
一方、大きな土地と平坦な地形が多いヨーロッパや北米などの地域においては河川も長く、海までの傾斜も緩やかなため、水がゆっくり時間をかけて地層中に浸透して通り抜けるため、ミネラル成分が多い軟水が多いです。
硬水と軟水は、ミネラル量の違いから、以下のようなメリット・デメリットがあります。
・スポーツなどで汗をかいたときにミネラルの補給ができる
・便秘の解消に効果が期待できる(一度に飲みなれてない場合、お腹が緩くなる)
・一般的に苦味やクセがあるので飲みにくさを感じる
・石鹸の泡立ちが悪くなる
・一般的に口当たりが軽く、飲みやすいので水分補給に適している
・肌や紙にやさしい
・石鹸の泡立ちが良い
・胃腸の未熟な赤ちゃんのミルクにも適している
日本ではほとんどの地域の軟水で、必然的に水道水もほとんど軟水ですが、軟水と硬水の違いによる料理の影響を知り使い分けて調理をすると、料理がよりおいしく仕上がるのでおすすめです。
日本に多い軟水は、素材の味や出汁を活かす日本の料理と相性がいいです。
例えば以下のような料理です。
ご飯は軟水を使って炊くことでふっくらほど良い粘り気と甘みがあるご飯が炊けます。硬水を使うとパサパサになってしまいます。パエリアなどあえてパラパラした食感を出すには硬水を使う方法もあります。
軟水は浸透性が高く、昆布や鰹節など水の中に「だし」の旨味を引き出すのに適しています。硬水では、素材の旨味が出にくくあくも出やすいので、繊細な日本料理には適していません。
魚や野菜など煮物の具材を軟らかくし、味をしみこませたいときには軟水が向いています。
一方軟水は、荷崩れを防ぎたい料理と相性がいいです。例えば以下のような料理です。
硬水でパスタをゆでると、パスタのでんぷんと硬水のミネラル成分が結びつくことで麺にコシが出ます。軟水でパスタを茹でるのに塩を入れるのはミネラル成分を増やしてコシを出す為です。
硬水はかたまりの肉をじっくり煮込む肉料理に適しています。硬水中のカルシウムと肉を固くするタンパク質が結びつき、あくとして出るので肉を軟らかくしてくれます。
硬水中のカルシムやマグネシウムが肉などのタンパク質と結合してあくと共に旨味としても出やすくなるので、骨付きの肉などからじっくりつくるスープに適しています。
軟水と硬水の違いを説明してきましたが、味の好みや料理に合わせて水の種類にこだわることもおすすめです。
弊社のウォーターサーバーブランド「富士山の源流水」の水は日本料理に合う軟水で、製造方法からこだわった美味しくて安全です。
さらに、軟水の中でも「超軟水」にあたり、口当たりが軽く飲みやすいという特徴以外に、飲むことで冷え性の改善やダイエット効果、免疫力のアップなど、多くの効果・メリットもあります。
日々の生活の中で健康とよりおいしい料理を作るためにこの機会に「富士山の源流水」のウォーターサーバーを是非ご利用ください。
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