2023.04.30
目次
飲みかけのペットボトルやくみ置きした水道水を保存するとき、「いつまで安全に飲めるのかな」と気になる方は多いのではないでしょうか。
腐った飲食物を口にしてしまうと健康に悪い影響が出てしまうため、お水が腐るのであれば気をつけたいですよね。
この記事では、そもそもお水が腐るのかどうかを解説しつつ、お水の賞味期限や保存方法について紹介します。お水の鮮度が気になるときや災害に備えて備蓄したいときに、ぜひ役立ててください。
蛇口から出てくる水道水や開封してすぐペットボトルのお水であれば、腐っているかどうかを心配する必要はありません。一方で屋外に放置されていたり、汲み置きして時間が経っていたりするお水は、においや濁りが気になることがあります。
物が「腐る」とは、タンパク質を含む有機物が細菌によって分解され、変質することを指します。食べ物が腐って味が変わったり、糸を引いてしまったりするのは、温度や湿度の影響で細菌が繁殖し、分解や変質してしまうためです。
一般的によく言われている「お水が腐る」状態になってしまうのは、お水の入ったペットボトルやコップ等の容器に不純物や細菌が混ざりこんでしまうからです。
市販のペットボトルに入ったお水は、不純物や雑菌の混入を防ぐために殺菌処理してから出荷しています。そのため、未開封のお水が腐る心配はありません。しかし、開封済みのペットボトルには、不純物や細菌が混入してしまう可能性があります。
一度ペットボトルのキャップを開封したら、お水が変質してしまう前になるべく早めに飲み切るようにしましょう。
お水が腐っているかをチェックする際は、まずニオイをかいでみましょう。
お水そのものにニオイはありませんが、細菌が混入していると、生臭かったりカビ臭かったりすることがあります。水道水の場合は、消毒に使う塩素や、塩素と水中のアンモニアが反応して起こる特有のニオイ、いわゆる「カルキ臭」がすることがあります。
市販のボトリングされたお水には「賞味期限」が記載されています。お水に賞味期限が設けられている理由を解説します。
ペットボトルのお水の賞味期限は商品によって異なり、通常のミネラルウォーターであれば1~2年程度です。その一方で、備蓄を目的とした長期保存向けのお水の場合、5~10年保存できるものが販売されています。
このように商品によって保存年数が異なるものの、ボトリングされているお水の鮮度や品質そのものが違っているというわけではありません。
ペットボトルのお水の賞味期限は、お水の品質ではなく、「500ml」「1L」等と表記されている容量をキープできるかどうかによって変わってきます。ペットボトルの素材に使われているポリエチレンテレフタレート(PET)にはわずかに気体透過する性質があり、お水が蒸発することで少しずつ容量が減ってしまうのです。
つまり、ペットボトルのお水に関しては、賞味期限が切れたら飲めなくなるというものではなく、未開封の状態で保存されているのであれば、口にしても問題ありません。
ペットボトルに入っているミネラルウォーターの賞味期限は、「お水をおいしく安全に飲める賞味期限」ではありません。あくまでも「表示されている容量が確保できる期限」です。
ペットボトルに入った飲料水は、中身が少しずつ蒸発してしまうことで、やがて内容量が表示よりも少なくなってしまいます。表示容量と実際の容量が違ってくると、計量法違反となることから、お水には賞味期限が表示されているのです。
ただし、変わってしまうのはあくまでも量であり、お水そのものの品質ではありません。
ウォーターサーバーにセットするためのお水ボトルは、比較的長く品質が保持できるものとして賞味期限が表示されています。
具体的な期限はメーカーによって違うものの、おおむね3~6か月の間保存できます。
弊社のウォーターサーバー「富士山の源流水」で提供しているお水ボトルの賞味期限は、未開封の状態で製造日から6か月です。できるだけお水が空気に触れないようにすることで、長期の保存を可能にしました。
保存期間が長いため、普段そのまま飲んだり、料理に使用したりするだけでなく、備蓄水としても便利です。
1度ふたを開けたペットボトルは、できるだけ早めに飲むことが推奨されています。これは空気に触れることで、目に見えないほこりや雑菌が入り込んでしまう可能性があるからです。具体的に「開封後から○時間」と決まっているわけではありませんが、冷蔵庫に保存しつつ2~3日を目安に飲み切りましょう。
特にペットボトルに直接口をつけて飲んだときは、より雑菌が繁殖しやすくなるため注意が必要です。ペットボトル飲料の需要が高まる夏場は、高温多湿という雑菌が好む条件が揃っているため、開封後は数時間で飲み切りましょう。雑菌の繁殖を抑えたいときは、コップに移してから飲むようにしてください。
備蓄用の保存水は、未開封の状態であれば半永久的に腐ることがなく、たとえ賞味期限が切れてしまっても問題ありません。
「お水は賞味期限が切れていても大丈夫」という知識があれば、災害で断水が起こったときにも、長期間にわたって保管してあるお水を役立てられますよね。
賞味期限切れがどうしても気になるときは、手洗いや掃除、洗濯、植物の水やり等、生活用水として活用して無駄にしないようにしましょう。
お水は未開封の状態であれば腐ることがなく、賞味期限が過ぎてしまっても飲料水や生活用水として活用できます。ただし、開封後は長持ちしないので、なるべく早めに飲んだり使ったりするようにしましょう。
弊社のウォーターサーバーブランド「富士山の源流水」では、製造方法からこだわった美味しくて安全なお水をお届けしています。
ウォーターサーバーは日常生活を豊かにするだけでなく、災害時の備えとしても役立つアイテムです。ぜひ導入を検討してみてください。
会社名 | 株式会社ラ・ホールディングス 富士山の天然水 事業部 |
---|---|
代表取締役 | 石川 浩之 |
オフィス住所 | 東京都豊島区東池袋1-2-8 つかこしビル8F |
電話番号 | 03-5911-6969 |
メールアドレス | info123@mt-fuji-nmw.com |
URL | https://mt-fuji-nmw.com/ |
営業時間 | 9:00~17:00 (土日祝日除く) |